カルシウム拮抗薬の作用の特徴や副作用
カルシウム拮抗薬は、降圧剤として第一選択肢で用いられるほどポピュラーな薬です。
カルシウム拮抗薬は、筋肉細胞にカルシウムイオンが流入するのを抑制する作用があるので、血管が弛緩し、
血圧が下がります。糖や脂質の代謝に悪影響を及ぼさないため、糖尿病や高脂血症、
腎機能障害のある人にも用いることができ、多くの方に適応できます。
カルシウム拮抗薬には、ジヒドロピリジン系(DHP系)とベンゾチアゼピン系(BTZ系)があります。
ジヒドロピリジン系はその種類も豊富で、高血圧治療薬として最も効果の高い薬です。
ベンゾチアゼピン系は、脈拍を抑える働きがあり、マイルドな降圧作用を期待するときに使われます。
副作用としては、頭痛・顔のほてり・のぼせ・動悸・便秘・浮腫・頻尿・歯肉腫脹などがあります。
また、カルシウム拮抗薬を服用している時に、ザボン、ぼんたん、夏みかん、グレープフルーツなどの
柑橘系のフルーツやグレープフルーツジュースなどを飲むと、副作用のリスクが高くなることがあります。
これらに含まれるナリンジンとカルシウムとの相性が悪い為です。
過度の血圧低や心拍数の増加をはじめ、頭痛やめまいを起こすこともあるので、
降圧剤を服用中はこれらの摂取は控えるようにしてください。
尚、温州みかんやオレンジジュースではナリンジンが含まれていない為副作用が起きることはないので、
問題ありません。